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あおりイカ  障泥烏賊


 自分が釣りを始めたのは、小学校の頃だった。家の前に川があるので毎日のようにフナを釣りに行っていた。「釣りキチ三平」に憧れアホみたいに釣りに明け暮れる毎日、仕舞には親に釣り禁止と言う事で釣り竿まで隠される始末・・・。そんなオレだから、間違いなく釣りにまたハマってしまうのを恐れ安い釣竿セットでファミリーフィッシングでアジ位をポチポチやっていたのですが、こいつにはやられました。

 

アオリイカとは・・・

胴が丸みを帯び、胴の縁に渡って半円形のひれを持つ。外見はコウイカに似るが、甲は薄くて透明な軟甲である。雄の背中には白色の短い横線模様が散在するが、雌は横線模様が不明瞭である。標準和名のアオリイカは漢字では障泥烏賊と書くが、この名前はひれの色や形が障泥(あおり)と呼ばれる馬の胴体に巻く泥よけの馬具に似ることによる。



藻に産卵中 自分が撮ったんじゃないよ 白い斑点があるのがメス こっちが雄

なんて難しい話は別にして、沿岸の岩場や藻が有る場所にいるイカちゃんです。よく耳にするのは、船で沖合いでライトを照らして釣るのがイカ釣りって感じですが、このイカは沿岸にいます。だから漁師さんたちも取り難く一部の料亭では高級イカとして扱われています。しかもこのイカはイカの中でも甘み成分が一番高くて、食べるとモチモチのアマアマです。釣り方としては、生きたアジを餌にして釣るやり方と、魚の形をしたルアー、通称エギというもので釣ります。自分はこのエギを使って釣る、エギングと言うのにはまりました。もう釣りには凝らないでおこうと思ったのに・・・なんだかんだで道具で数○万円使ってしまいました。
 で!! 何が面白いのって、自分は待つ釣りは余り好きではありません。このエギングはそのエギと言う物をいかにしてイカちゃんに魚のように見せるかが勝負です。しゃくりと言って竿振ってエギをいかに動かすかが腕の見せ所です。いわゆる攻めの釣りですね。あと、竿セットとウエストポーチみたいなのにエギを入れて持っていけば良いだけの手軽さもブームの秘訣だったと思います。
 大体、4〜5月に産卵に磯場を訪れます。そして9月10月頃に孵ってまた沿岸に行ってしまいます。自分は秋のシーズンのアオリを狙っています。春のは大きいだけで、釣れないし美味しくないしで自分は沢山産卵して欲しいから春のアオリはやらないとポリシーを持っています。年間通して遊びまくりの自分ですが、秋はコイツにはまっています。独特の釣り方と魚とは違った引き(グーングーン)と引きます。コレがまた堪らないんです。

是非皆さんもやってみてください。やりたい人は貸し出し用竿もありますので指導しますよー。



釣ったイカ 大小様々 手上げてみました。

今までの釣果

2011 70杯

2010 77杯

2009 87杯

2008 忘れたけどビックサイズ27cm